旅先で行き先と日程が近い人を見つけると、少し話してみたくなる。地球なうのカードを開き、「話してみたい」を押す。その先で私が最初に確認するのは、相手がどんな人かを当てることではありません。何が公開され、どこから先がサイト内の秘密会話で、会うならどの時点で自分が帰れるかです。

旅仲間の募集は、知らない人といきなり会うための保証書ではありません。公開カードと会話の範囲を小さく保ち、会うかどうかを急がない。その順番を自分の旅程に置きます。

カードに公開されるものを先に読む

地球なうの旅仲間一覧では、都市を指定してカードを絞り込めます。カードに出るのは、表示名、行き先、滞在の表示、日程、旅の楽しみ方、旅のペースです。

項目 カードで扱う内容 私が足さないもの
表示名 ニックネーム 本名、勤務先、SNSのID
行き先 掲載中の都市 ホテル名、部屋番号、細かい滞在先
滞在 これから行く / いまこの街にいる 自宅や現在地のリアルタイム共有
日程 これから行く場合の出発日・帰国日 便名、座席、到着時刻
旅の好み 街歩き、食、歴史・文化など1〜3個 相手を分類するための個人属性
旅のペース ゆっくり、ほどよく動く、詰めて回る 身元や安全性の保証

自分のカードを出すフォームには、表示名、行き先、滞在種別、日程、旅の楽しみ方、旅のペース、公開範囲と安全上の注意への同意があります。公開カードの項目にない宿泊先や連絡先を、自由欄へ足す場所はありません。

表示名は2〜20文字、旅の楽しみ方は1〜3個です。短い欄でも、本人を特定できる情報を詰め込まない。私は、旅で呼ばれたい名前と、本名へ戻れる手がかりを分けます。

tripとlocalは日程の見え方が違う

「これから行く」を選ぶtripでは、出発日と帰国日を公開します。カードは日程の近い人を探す入口ですが、航空券や宿の情報まで共有するものではありません。

「いまこの街にいる」を選ぶlocalでは、カードに「いまこの街にいます」と表示され、日程は公開されません。掲載は30日間です。今いることを知らせる場合も、宿泊先や現在位置を同時に出さないようにします。

tripの公開日程とlocalの現在滞在は、相手が同じ日に同じ場所へいる証明ではありません。表示が近いことから、面会の約束や本人確認が済んだと読み替えません。

最初のひとことはサイト内に置く

公開カードから話しかけると、最初に入力するのは相手だけに表示される表示名と、8〜300文字のひとことです。電話番号・メール・SNS・URL・外部アカウント・金銭の話は書きません。サイト側でも、連絡先・外部アカウント・URL・電話番号などを受け付けない入力ゲートがあります。

最初の文は、行き先、日程、旅の好みのどれか一つで足ります。相手の本名、宿、帰りの便を聞き出す文章にしない。私は、会う前に相手の生活情報を集めるより、サイト内で返事が続くかを小さく見ます。

送信後は、このブラウザに保存される鍵を使って秘密の会話を開きます。話しかける画面には、連絡先・外部アカウント・金銭の話を持ち込まないこと、送信後の秘密リンクを保存することが表示されます。会話画面では、ここでだけ話すことと、返信・会話終了の操作を確認できます。

この鍵は、相手の本人確認ではありません。恒続アカウントでもありません。Cookieを消したり別の端末へ移ったりすると、同じ会話や管理画面を開けなくなる場合があります。私は送信直後に秘密リンクを保存し、URLを相手へ転送しません。

返信もサイト内に置きます。外部のメッセージアプリへ移ることを急かされたら、会う話より先に会話を止めます。

会うなら、集合より先に帰り方を決める

会うと決める前に、私は次の四つを別々に書きます。

  1. 場所: 公共の場所で、スタッフや他の利用者がいるところ。相手の宿、私の宿、車内、個室を最初の集合場所にしない。
  2. 時間: 明るい時間帯を基本にする。夜の予定にするなら、夜を切り上げる時刻と帰路を自分で決める。
  3. 別行動: 食事や散歩の途中でも、いつでも一人で離れられることを先に確認する。
  4. 帰路: 交通手段、乗る場所、宿へ戻る方法を自分の端末で確認し、相手の車や予約に依存しない。

会う約束をしたあとでも、場所を個室へ変えたい、予定を秘密にしたい、同行者を連れてきてほしくないと言われたら、私は約束を取り消します。理由を相手へ納得させることより、帰れる状態を残すことを優先します。

旅のペースが合うことと、会って安全であることは別です。公開カードの「街歩き」や「夜も楽しむ」は、本人確認や行動の保証ではありません。

送金・旅費・手数料が出たら、会話を終える

警察庁 SOS47のSNS型ロマンス詐欺の注意には、SNSやマッチングアプリで知り合った相手から、投資、会うための旅費、荷物の手数料などを理由に送金を求められる手口が示されています。これは地球なうの利用者や会話が詐欺だと判定する資料ではありません。初対面の相手へ送金しないという、私の停止線の根拠にします。

  • 会う前に旅費、ホテル代、予約代行料、荷物の手数料を求められた。
  • 投資、暗号資産、口座、決済リンクの話へ移された。
  • 外部サービスで続けることや、秘密にすることを急かされた。
  • 身元を確かめるためとして、本人確認書類、カード情報、認証コードを送るよう求められた。

このどれかが出たら、説明や値引き交渉を続けません。送金せず、外部リンクを開かず、サイト内の会話を終了します。実装にある「この会話を終了する」操作は、相手をブロックする機能ではありません。会話を閉じても、相手の身元や他の投稿を判定したことにはなりません。

実装にあること、ないこと

あること ないこと
表示名・都市・滞在種別/日程・旅の好み・ペースの公開 本名や公的身分証による本人確認
サイト内の秘密会話と返信 相手の身元保証、犯罪歴確認、評価点
ブラウザに保存する管理/会話の鍵 端末をまたいで使える恒続IDやアカウント
違和感があったときの会話終了 相手をブロックする機能

「秘密」は、会話の本文を公開一覧へ出さないという意味です。相手が本物だという意味でも、サイトが面会を仲介・保証するという意味でもありません。私は、秘密リンクを保存することと、相手へ信頼を預けることを別にします。

出発前の停止線

  • カードに本名、宿、部屋、便名、外部連絡先を書いていない。
  • trip/localと日程の公開範囲を自分で読んだ。
  • 最初のひとことをサイト内だけに置いた。
  • 送信後の秘密リンクを自分の安全な場所へ保存した。
  • 集合場所は公共の場所で、途中で一人になれる。
  • 別行動と自分の帰路を決め、相手の車・宿・予約に依存していない。
  • 旅費、投資、手数料、荷物、認証コードの話が出たら送金せず会話を終了する。
  • 気が変わったとき、理由を説明せず帰る方法を確保した。

私は、カードの共通点を「会う理由」にしすぎません。公開された旅の条件が近いことは、最初の一言を置く理由にはなる。そこから先は、個人情報を増やさず、サイト内で話し、自分の帰路を残す。その三つが崩れない範囲で次を決めます。

確認したことと、まだ決められないこと

2026年9月9日、地球なうの旅仲間一覧・投稿フォーム・話しかける画面・秘密会話画面と、警察庁 SOS47のSNS型ロマンス詐欺注意を確認しました。公開項目、trip/local、秘密リンク、会話終了は実装に合わせています。恒続ID、相手の身元保証、ブロック機能、面会の安全保証は提供されていないため、本文にも置いていません。個別の相手が安全か、会うべきか、入国・医療・法務上の問題がないかは、このページから決められません。